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「お茶」の製造卸業者として、提供する「お茶」の安全を第一と考え、必要かつとりうるあらゆる措置を講じて製品の安全保証レベル向上に取り組みます。 |
丸山製茶は、「お茶」の製造卸業者として提供する「お茶」の安全を第一と考え、必要かつとりうるあらゆる措置を講じて製品の安全保証レベル向上に取り組みます。 FSSC22000は、GFSI(Global Food Safety Initiative)によって国際的に認められた食品安全マネジメントシステム規格であり、当社の食品安全レベルの向上を目的として、 FSSC22000の認証を取得しています。
FSSC22000規格は、食品安全に関する技術的な手法(HACCP)と継続的改善を基礎とするシステムをベースに、 一般衛生管理の要求事項(ISO/TS22002-1規格)およびその他サービスに関する規定や要員の管理などを盛り込んだ内容で、 認証機関による定期的な検査を受け、当社システムの維持・改善を行っています。
丸山製茶では、人や環境にやさしい有機栽培を推進しています。
農薬や化学肥料を長期に渡り使用していない茶園で茶葉を収穫。
それを加工してつくった有機栽培茶が、JASの有機製造加工の認定を取得しています。有機栽培茶には一般のお茶とは区別して独自の製造番号を入れ、生産から流通に至るまでのラインをJASの規格に基づいて徹底管理しています。
有機食品のJAS規格に沿って生産されているかを登録認定機関が検査し、認定された事業者だけが「有機JASマーク」を貼ることができます。
有機JASマークがない農産物や農産物加工食品に対して、「有機」、「オーガニック」などの名称の表示や、それに似た紛らわしい表示をすることは法律で禁止されています。
NOP認定(National Organic Program)は、アメリカの農務省が定めた基準に基づいたアメリカ国内の統一基準であり、日本におけるJAS認定に相当するものです。アメリカ国内で「有機」や「organic」等の表示をする場合は、この認定を取る必要があります。当社ではNOP認定を取得し、アメリカ国内での有機栽培茶の販売を可能にしています。
丸山製茶では製茶の工程から流通を経て消費者のもとに届くまでトータルな衛生管理を行い、製品の安全性を確保しています。
食品がどこから来て、どこへ行ったか「移動を把握できる」ことを「トレーサビリティ」といいます。
丸山製茶ではトレーサビリティを導入し、茶葉の全生産者と生産履歴をすべて追跡調査しています。どの茶園でどのように育った茶葉を誰がいつどのように収穫したか精査し、当社の基準に適合した優良な茶葉だけを入手。その後の製茶工程においても、誰がいつどの工程に関わってどのように仕上げたかを細かく記録しています。
こうした移動の記録を作成・保存しておくことで、生産から小売までの食品の移動経路を把握し、万が一食品事故が発生した際には回収などの対処が迅速に行えるよう配慮しています。
丸山製茶では静岡県が推進する静岡茶独自の制度・T-GAP(ティーギャップ:Tea-Good Agricultural Practice)を推進しています。
T-GAPとは、安全・安心で信頼性の高い静岡茶の安定的な生産を目的とし、お茶における「良い農業のやり方 = GAP(Good Agricultural Practice)」を具体的に提示して生産者の取り組みを評価・承認する制度です。